大阪梅田のレンタルスタジオ&ダンススクール・泉の広場すぐ

SZA – Kill Bill

楽曲解説 – Kill Bill

「Kill Bill」は、アメリカのR&Bシンガー SZAが2022年12月8日にリリースした2ndアルバム「SOS」のリードシングルです。プロデュースはCarter Lang が手がけ、90年代R&Bの影響を受けたミニマルなサウンドの上に、SZAの美しいボーカルと過激な歌詞が乗るという、2020年代のR&Bを象徴する楽曲に仕上がっています。

タイトルと歌詞はクエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」(2003年)をモチーフにしています。楽曲の主人公は、元カレとその新しい恋人に対する嫉妬と怒りに苛まれ、「2人とも殺してしまいたい」という極端な妄想に陥ります。しかしそれを歌い上げるSZAのボーカルは信じられないほど甘く美しく、この「天使の声で悪魔の歌詞を歌う」ギャップが楽曲の中毒性を生み出しています。BPMは約90で、ゆったりとしたテンポの中にR&Bのグルーヴが漂います。

Billboard Hot 100で1位を獲得し、SZAにとってキャリア初のNo.1ヒットとなりました。アルバム「SOS」自体もBillboard 200で1位を記録し、10週連続で首位を維持するなど記録的な成功を収めています。グラミー賞では「Record of the Year」「Song of the Year」「Best R&B Song」にノミネートされ、2023年の音楽シーンにおいて最も重要な楽曲のひとつとして認知されています。

ダンスのポイント

プラスカルチャーのダンスクラスでは、R&BクラスやコンテンポラリーHIPHOPクラスでこの楽曲が使用されています。BPMが約90とスローなため、動きの一つひとつを丁寧に見せる「スローグルーヴ」のスタイルが求められます。ボディウェーブ、チェストポップ、スローなヒップロールなど、身体の各パーツを独立して動かすアイソレーションテクニックが重要です。歌詞の感情(愛、嫉妬、怒り、悲しみ)を身体で表現するエモーショナルな振り付けがこの楽曲の醍醐味で、顔の表情や目線の使い方まで含めた「トータルパフォーマンス」を意識することがポイント。サビの「I might kill my ex」のパートでは、シャープなアクセントを入れることで歌詞の攻撃性を身体で表現します。スローテンポだからこそごまかしが効かず、ダンスの基礎力と表現力が試される楽曲です。

アーティストプロフィール – SZA

SZA(シザ)は、1989年11月8日アメリカ・ミズーリ州セントルイス出身のR&Bシンガーソングライターです。本名はSolana Imani Rowe。Top Dawg Entertainment(TDE)所属で、Kendrick LamarやScHoolboy Qと同じレーベルに名を連ねるR&B界のトップアーティストです。アーティスト名の「SZA」はイスラム教の「Supreme Alphabet」に基づく「Sovereign(主権者)」「Zig-zag(ジグザグ)」「Angel(天使)」の頭文字から取られています。

2017年にリリースしたデビューアルバム「Ctrl」は、オルタナティブR&Bの傑作として絶賛され、Billboard 200で最高3位を記録。「Love Galore」「The Weekend」などがヒットし、グラミー賞で4部門にノミネートされました。その後もKendrick Lamarとのコラボ曲「All the Stars」(映画「ブラックパンサー」サウンドトラック)やDoja Catとの「Kiss Me More」がヒットを記録し、R&B/ポップ界の最前線で活躍を続けています。

2022年にリリースした2ndアルバム「SOS」は、「Kill Bill」を筆頭にBillboard 200で10週連続1位という大記録を達成。全23曲がBillboard Hot 100にチャートインするという前代未聞の偉業を成し遂げました。SZAの音楽の魅力は、繊細で透明感のあるボーカル、赤裸々で共感を呼ぶ歌詞、そしてR&B、ポップ、ヒップホップを自在に横断するジャンルレスなサウンドです。失恋、自己肯定感、人間関係の複雑さといったテーマを、飾らない言葉で歌う姿勢が世界中のリスナーの心を掴んでいます。

LESSONこの曲が体験できるレッスン

予約可能な「SZA – Kill Bill」ダンス体験レッスンがございません。

TEACHER'S MESSAGE講師からのメッセージ

「Kill Bill」は、SZAが2022年12月にリリースした2ndアルバム「SOS」のリードシングルです。タイトルはクエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」から取られており、元カレとその新しい恋人を「殺してしまいたい」という過激な嫉妬心を、甘く美しいメロディで歌い上げるというギャップが衝撃的な楽曲です。Billboard Hot 100で1位を獲得し、SZAのキャリアにおける最大のヒット曲となりました。

BPMは約90のミッドテンポR&Bで、柔らかなシンセパッドとミニマルなビートの上にSZAの透き通るようなボーカルが乗る、一見穏やかなサウンドスケープです。しかし歌詞の内容は「あなたとあの女を殺す方法を考えている」という物騒なもので、このサウンドと歌詞のコントラストが楽曲の最大の魅力となっています。失恋の痛みが嫉妬と狂気に変わっていく心理を、繊細かつ大胆に描いた21世紀のR&Bの傑作です。

プラスカルチャーのダンスクラスでは、R&BクラスやコンテンポラリーHIPHOPクラスで使用されています。ミッドテンポのグルーヴに乗せて、失恋の痛みや嫉妬といった複雑な感情を身体で表現するエモーショナルなダンスが楽しめます。スローなテンポだからこそ一つひとつの動きを丁寧に見せることができ、ダンスの「表現力」を磨くのに最適な楽曲です。

(Visited 1 times, 1 visits today)
ホーム » » SZA – Kill Bill