BTS – Dynamite
BTS「Dynamite」(2020年)は、ディスコポップ/ファンクの要素を現代的に仕上げた、明るく高揚感のある楽曲です。英語詞で制作され、軽快なベースと手拍子感のあるビート、耳に残るフックが特徴。構成はテンポよく展開し、サビで一気に開けるため、ダンスでは“溜め→解放”のメリハリを作りやすいです。リズムは跳ねすぎず、バウンスを一定に保つとグルーヴが出て、アイソレーションやステップのキレも映えます。キャッチーな動きと群舞のシンクロが相性抜群で、発表会やイベントでも会場を明るくできる万能曲として人気があります。

BTS(방탄소년단)は、RM、Jin、SUGA、j-hope、Jimin、V、Jungkookの7人からなる韓国のグループで、ヒップホップを起点にしながら多彩なジャンルを取り込み、世界的な支持を広げてきました。歌・ラップ・ダンスそれぞれの強みが明確で、群舞の精度と個々の表現力を両立するパフォーマンスが大きな魅力です。「Dynamite」は彼らのキャリアの中でも、より多くの人に届くポップさを前面に出し、国や言語の壁を越えて共有できるムードを確立した代表曲の一つ。ステージでは表情や遊び心、チームとしての一体感が際立ち、K-POPダンスの“揃える快感”と“魅せる楽しさ”を体現するアーティストとして、今もなお大きな影響力を持っています。
LESSONこの曲が体験できるレッスン
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TEACHER'S MESSAGE講師からのメッセージ
「Dynamite」がK-POPダンスに刺さる理由
BTSの「Dynamite」は、ディスコ〜ファンクの香りをまとったポップサウンドに、K-POPらしい洗練された構成美が同居する一曲です。イントロからサビまでの推進力が強く、ビートに乗るだけで身体が弾むように動き出すのが魅力。歌詞も“今を明るく照らす”ポジティブさに満ちていて、踊り手の表情や空気感まで前向きに変えてくれます。ダンスでは、音の粒立ちがはっきりしているため、アイソレーションやステップのキレ、上半身のノリを細かく表現しやすく、初心者から経験者まで「上手く見えるポイント」を作りやすいのも大きな強みです。
グルーヴを作る:ディスコの“跳ね”とK-POPの“精度”
「Dynamite」の核は、跳ねるようなリズムと軽快なベースラインが生むグルーヴ。ダンスでは、膝のバウンスと体幹の安定を両立させることで、曲の明るさをそのまま動きに変換できます。特にAメロ〜Bメロは、肩・胸のアイソレーションを小さく入れて“歌うように”見せると、音楽との一体感が増します。一方でサビは、腕のラインや角度、止めのタイミングを揃えるほど映えるパート。K-POPの魅力である「全員で揃えたときの快感」が、ディスコポップの親しみやすさと噛み合い、スタジオのチーム練習にも最適です。
振付の見どころ:キャッチーさと抜け感のバランス
この曲のダンスは、印象に残るキャッチーなモチーフと、力を抜いて見せる“抜け感”が共存しています。動きを大きく見せたい場面と、あえて軽く流してグルーヴを優先する場面の差をつけると、完成度が一気に上がります。たとえばサビでは、腕のスイングやステップを大きく取りつつ、肩や首に余計な力を入れないことで、曲のポップさが際立ちます。フォーメーションで踊る場合は、横のラインを揃えるだけでなく、視線の方向や顔の角度まで統一すると、ステージ映えが強くなります。
練習のコツ:リズム取りと表情で“Dynamite”を点火
上達の近道は、まずリズムの取り方を身体に入れること。メトロノーム的に数えるより、ベースとスネアの位置を感じながらバウンスを一定に保つと、動きが自然に音に乗ります。次に、細かい手先の角度や止めのタイミングを揃え、最後に表情・目線・呼吸を合わせる。これだけで同じ振付でも見え方が変わります。「Dynamite」は“楽しそうに見えること”自体が完成度になる曲なので、笑顔や遊び心のある表現を恐れずに入れるのがポイント。プラスカルチャーのK-POPクラスで踊れば、基礎の精度とステージングの両方を鍛えながら、観る人まで明るくするパフォーマンスを作れます。
時代を動かした一曲としての価値
「Dynamite」は、BTSが世界的なポップシーンの中心に躍り出た象徴的な作品としても語られます。レトロなディスコの質感を現代のポップスとして磨き上げ、国境を越えて共有できる“明快さ”を獲得したことで、ダンスもまた幅広い層に開かれました。K-POPらしい精密な群舞と、誰でも口ずさめるメロディの強さが結びついたこの曲は、踊る側にとっても「伝わる」体験を作りやすい。イベントや発表会のナンバーとしても、会場の空気を一瞬で明るく変える起爆力を持った、まさにタイトル通りの一曲です。