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ディズニー / 爽涼鼓舞”THE FINAL”

爽涼鼓舞“THE FINAL”(ソウリョウコブ “ザ・ファイナル”)は東京ディズニーランドで2013年7月8日から9月2日の「ディズニー夏祭り」期間中、シンデレラ城前キャッスルフォアコートにて夜2回公演されたスペシャルショーです。昼公演「爽涼鼓舞“THE EMBU”(ザ・エンブ)」で選ばれた4チームが夜の決勝「THE FINAL」で再び競演する形式でした。

■ イベント構成

昼公演:爽涼鼓舞“THE EMBU”
昼は4組がそれぞれストリートダンス、ラテン、ポップス、ロックといった多彩なジャンルでパフォーマンス。ミッキーとプルートがMCを務め、ゲスト参加型のダンス練習も行われ、抽選で観覧エリアが決定されました。 

夜公演:爽涼鼓舞“THE FINAL”
昼の代表となった4チーム(スーパー・クール・ファミリー/リズミック・ラテンビート/スパークリング・サマースターズ/お祭りファイアーズ)が再び登場。通常なら応援判定用のハイパー・ヒートアップメーターにより勝敗を決める予定でしたが、冒頭でマレフィセントが乱入しステージが炎に包まれます。ドナルドの提案で旧メーターを過熱させ水を噴射し炎を鎮め、マレフィセントを撃退するも新旧メーターとも破壊され、優勝者は決定できない状態に。ミッキーが「ここからは皆でひとつのチーム」と宣言し、デイジーがドナルドに優勝を譲る形で4チーム全員が一体となってダンスで締めくくられました。 

■ 登場キャラクター(昼夜共通)
ミッキーマウス/プルート/ミニーマウス/デイジーダック/ドナルドダック
チップ&デール/グーフィー&マックス
夜公演にはマレフィセントとグーン(炎の使い手)も登場。 

■ 使用曲と音楽演出
共通オープニング曲「スーパー・クール・ダンス・ヒート(Super Cool Dance Heat)」は三味線・和太鼓を取り入れた和洋折衷サウンドのメインテーマです。 
チームごとの昼部パート曲例:
・グーフィー&マックス:ストリート系「スーパークールファミリー」
・チップ&デール+クラリスほか:ラテン系「リズミック・ラテンビート」 
・ミニーマウス&デイジーダック:ポップス系「スパークリング・サマースターズ」
・ドナルドダック:ロック系「お祭りファイアーズ」 
夜の決勝で使用されたオリジナル楽曲を収録した「爽涼鼓舞“THE FINAL”」シングル(約22分)は作編曲がTimothy Williamsらによるものです。 
開演前BGMとして津軽三味線プレイヤー上妻宏光による「Under The Moon」も使用されました。 

■ 演出と見どころ
和太鼓・三味線による和のリズムと洋楽ビートの融合が印象的で、ゲストの掛け声やマイクリレー演出を通じて一体感のある構成です。 
炎と水を用いた夜公演の演出は迫力満点で、フレイムキャノンと水噴射による劇的な組み合わせは大きな見どころとなっていました。
使用された水量は約25トンに達したといわれています。

■ 開発背景とストーリー性

ディズニー夏祭りは2012年と2013年に東京ディズニーランドで開催された和風夏イベントで、爽涼鼓舞“THE FINAL”は2012年夜公演の未決着を反映した“優勝決定戦の再演”というドラマチックな構成が特徴です。昼公演「THE EMBU」で選抜されたチーム同士が優勝を目指し、しかしマレフィセント乱入により決着不能となるという2012年ファイナルの再構成が盛り込まれました。

2013年は東京ディズニーリゾート30周年の装飾が施されたシンデレラ城テラスなどの演出に加え、和楽器の演出が強化され、日本市場に向けた和とディズニー融合のテーマが一層推進されました。()

■ サウンド担当とCDリリース

作詞・作曲はTimothy Williams、Dena Diamond、Mike Himelstein、Justin Avery、Scott Erickson、Lisa Goodwinらが担当しました。

2012年にはWalt Disney Recordsから「爽涼鼓舞“THE FINAL”」CDが発売され、2013年版は配信シングルやアルバム形態でも配信されました。さらに2018年には東京ディズニーリゾート30周年記念CDアルバム『ザ・ハピネス・イヤー』にも収録されました。

■ ファンからの評価・リミックス展開

イベント自体は2013年で終了したものの、後年クラブスタイルや和洋ハイブリッド音楽として再評価され、多くのリミックスやマッシュアップが制作されています。ファンコミュニティでは“神曲”と称され、今なお語り継がれています。

 

爽涼鼓舞“THE FINAL”

読み:ソウリョウコブ “ザ・ファイナル”

英語の「THE FINAL」をそのまま含む、和語と英語の混合表記で、和太鼓や祭り感のあるタイトル構成がクールで力強い印象を与えます。制作者側もこの構成にこだわっており、タイトル自体が演出の一環と言える仕上がりです。

LESSONこの曲が体験できるレッスン

予約可能な「ディズニー / 爽涼鼓舞”THE FINAL”」ダンス体験レッスンがございません。

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