The Weeknd – Blinding Lights
楽曲解説 – Blinding Lights
「Blinding Lights」は、The Weekndの4thスタジオアルバム「After Hours」(2020年3月20日リリース)からの2ndシングルで、2019年11月29日に先行リリースされました。Billboard Hot 100で1位を獲得し、90週連続でチャートインするという史上最長記録を樹立。全世界で2020年代最も再生された楽曲となり、Spotifyの歴代最多再生楽曲(40億回以上)のひとつに数えられています。
サウンドプロダクションはSwedish House Mafia のMax Martinとオスカー・ホルターが手がけ、80年代シンセポップ・ニューウェイヴを現代のプロダクション技術で再構築しています。BPMは約171のハイテンポで、a-haやNew Orderを想起させるアルペジオシンセ、Depeche Mode的なダークなシンセパッド、そしてLinndrum風のドラムマシンビートが80年代の空気を完璧に再現。The Weekndのハイトーンファルセットがこのレトロサウンドと完璧にマッチし、「ノスタルジックでありながら新しい」という唯一無二の世界観を生み出しています。
歌詞は夜の街を彷徨いながら「あなたの光に盲目になる(blinded by your lights)」と歌う、ダークロマンティックな内容。アルバム「After Hours」全体を貫く「孤独と退廃」のテーマの中で、この楽曲は「失った愛への執着と夜の都市の孤独」を描いています。華やかなサウンドとダークな歌詞のコントラストが楽曲の奥深さを生んでいます。
ダンスのポイント
BPM171とハイテンポですが、実際のグルーヴは半分のテンポ(約85BPM)で取ることが多く、この「速いテンポの中にある大きなグルーヴ」を捉えることがダンスの鍵です。80年代シンセポップのレトロな雰囲気を活かした振り付けでは、アームウェーブやロボット的なアイソレーションなど、ポッピン/アニメーションの要素を取り入れるとスタイリッシュに仕上がります。
サビのシンセリフに合わせたキャッチーなステップは覚えやすく盛り上がるため、レッスンの定番振り付けになりやすい楽曲です。MVでThe Weekndが見せるジョギングのようなダンスもTikTokで世界的にバイラルしました。プラスカルチャーではHIPHOPクラス、フリースタイルクラス、ポッピンクラスなど幅広いジャンルで使用されています。テンポが速いためカーディオ効果も高く、楽しく踊りながら体力をつけられるのも魅力です。MVの世界観に合わせたネオンカラーの照明を使ったレッスンも人気で、非日常的な空間で踊る楽しさを味わえます。

アーティストプロフィール – The Weeknd
The Weeknd(ザ・ウィークエンド、本名:Abel Makkonen Tesfaye)は、1990年2月16日カナダ・オンタリオ州トロント生まれのシンガーソングライター・プロデューサーです。エチオピア移民の両親のもとに生まれ、幼少期はトロントのスカボロー地区で育ちました。17歳で高校を中退し、音楽の道を志します。
2010年にYouTubeにアップロードした楽曲がDrakeの目に留まり、2011年に「House of Balloons」「Thursday」「Echoes of Silence」の3部作ミックステープを無料で配信。ダークなR&B、アンビエント、エレクトロニカを融合させた独自の「オルタナティブR&B」サウンドは音楽メディアから絶賛され、一気にシーンの最前線に躍り出ました。
2015年の2ndアルバム「Beauty Behind the Madness」から「Can’t Feel My Face」「The Hills」がBillboard Hot 100で1位を獲得し、ポップスターとしての地位を確立。続く「Starboy」(2016年)のタイトル曲も1位を獲得し、R&B/ポップの両面で頂点に立ちました。そして2020年の「After Hours」から生まれた「Blinding Lights」が音楽史に残るメガヒットとなり、Billboard史上最長チャートイン記録を樹立。Spotify歴代最多再生楽曲のひとつにもなりました。
音楽スタイルはR&B、ポップ、エレクトロニカ、シンセポップ、ヒップホップを融合させた独自のサウンドで、特にダークでメランコリックな世界観と、Michael Jacksonを彷彿とさせるハイトーンファルセットが最大の武器です。アルバムごとに異なるビジュアルコンセプトを採用するアーティスティックな姿勢も高く評価されており、「After Hours」での赤いジャケット&包帯姿、「Dawn FM」での老人メイクなど、ビジュアルアートとしても一級品です。グラミー賞は通算4回受賞。2024年にはアルバム「Hurry Up Tomorrow」をリリースし、その勢いは衰えることを知りません。
LESSONこの曲が体験できるレッスン
予約可能な「The Weeknd – Blinding Lights」ダンス体験レッスンがございません。
TEACHER'S MESSAGE講師からのメッセージ
「Blinding Lights」は、The Weekndが2020年にリリースした4thアルバム「After Hours」の収録曲で、Billboard Hot 100の歴史上最も長くチャートインした楽曲として記録を打ち立てた世界的メガヒットです。80年代のシンセポップ・ニューウェイヴを2020年代に蘇らせた革新的なサウンドで、音楽シーンに新たな潮流を生み出しました。
サウンドはa-haの「Take On Me」やDepeche Modeを彷彿とさせる煌びやかなシンセサイザーと、ドライビングなドラムマシンビートが融合した80年代リバイバルサウンド。BPMは約171とハイテンポで、疾走感のあるシンセリフとThe Weekndのエモーショナルなファルセットが夜のドライブを思わせるドラマティックな世界観を作り上げています。
MVではThe Weekndがラスベガスの夜の街を血まみれの顔で走り回るという衝撃的な映像が話題を呼び、YouTube再生回数は40億回を超えています。プラスカルチャーのダンスクラスでは、80年代レトロフューチャーな雰囲気を活かしたスタイリッシュな振り付けで使用され、特にフリースタイルクラスやHIPHOPクラスで根強い人気を誇ります。