バレエインストラクター:MAKI インタビュー
プラスカルチャーが立ち上がったのは今から約8年前(インタビューは2017年11月)。その頃からずっとインストラクターを続けていただいている先生がいます。バレエクラスを担当しているMAKI先生です。
プラスカルチャーの発展はMAKI先生なくしてはあり得なかったと言えるほど、今では大きな存在となっている先生です。
そんなMAKI先生にバレエの魅力や担当しているクラスへの想いをインビューしました!
よろしくお願いします。まず、先生のプロフィールを教えてもらえますか?
バレエをはじめたのは小学4年生の時です。本格的にバレエをしている人の中では遅い方でした。小学4年生ではじめたバレエも中学校に入ってすぐ辞めてしまいました。
バレエを再開したのはいつ頃なのでしょうか?
バレエを再開したのは、大学を卒業してからですね。大学では4年間ダンスサークルに入っていましたが、その時「バレエの動きがダンスの基本だな」と感じたことがきっかけでバレエをもう一度習おうと思いました。
「動きの基本」というのは、具体的にはどのような点でしょうか?
バレエをしていると体の軸が真っ直ぐになります。軸や体の使いかたがバレエをしている時としていない時で全然違うなと思いました。「何で、昔からちゃんとバレエを続けていなかったんだ」と後悔したこともあり、社会人になって再び教室に通うようになりました。
バレエ講師をはじめたきっかけは?
ある先生のアシスタントをしていた時に、その先生が担当していたスクールを辞めるタイミングがありました。先生の持っていた教室をアシスタントだった私が引き継ぐ形になり、講師として教えるようになりました。
プラスカルチャーとの出会いは?
プラスカルチャーさんとの出会いは8年ほど前になりますね。子どもを保育園に預けるようになり、仕事を増やそうと思ったんです。そこで、バレエの講師として働けるスクールを探していたところプラスカルチャーさんを見つけました。
オーナーの古川さんに初めてお会いした時のこと、今でも鮮明に覚えています。古川さんも今よりもずっと若く・・・(笑!)それはそれはとてもキラキラされていて、色々なお話しをしたこと、古川さんと話していて不安に思うこともなくなっていったこと、今でも良く覚えています。
当時、プラスカルチャーさんではダンスクラスの枠が少なく、ほとんど先生を取っていなかったと聞きました。その状況でバレエのインストラクターに私を選んでいただいたことは、今でもとても有難かったと思っています。
自分の教室を持っていなかったこともあり、任せてもらえた責任を感じましたし感謝しました。今後も、独立して自分の教室を持つ気は無く、「ここが自分の教室だ」と思って日々頑張っています。
生徒さんの中にも8年前から通っている方はおられますか?
はい。おられます。8年間ずっと通っていただいている生徒さんがいますね。その方は、毎週フルタイムで働きながらほとんど休みなく通っていただいています。
厳しい指導をすることもあるのですが、ずっと通っていただいて嬉しく思います。最近は、教室全体のレベルもかなり高くなっていると感じています。
先生が思う、バレエの魅力とはどこでしょう?
バレエって決まりごとばかりで凄く難しいんです。
足の向き、顔の向き、手の向き、腰の向き、足の形、手の形などなど、全ての動作に決まった形があります。全部決まっているにもかかわらず、踊り手によって世界が変わる。
それが魅力かもしれません。一緒の踊りを同じ振り付けで踊っても全然違うものになるので。
プラスカルチャーにバレエを習いに来る人はどのような人が多いですか?
OLさんがほとんどで、たまに学生のかたもおられます。年齢層も10代~60代まで幅広く、色んな生徒さんがいるので賑やかで楽しいですよ。
8年間プラスカルチャーを見てきたMAKI先生が思う、プラスカルチャーの「良いところ・魅力」はどこでしょう?
まず、明るいことですね!スタジオの雰囲気や人の雰囲気など全部が明るいです。
それもこれもオーナーの古川さんのお人柄だと思うのですが、それに引き連れられて明るい方が集まってくるような感じです。事務的なスクールやカルチャー教室も多いので、そこに比べると断然明るいです。
いつも生徒様の立場に立ってお気持ちを考えられるオーナーの姿勢と、きめ細やかな対応で安心して通っていただけるところ、そんなスクールだからこそ、私も今まで楽しく続けてこられたんだと改めて感じています。
また、生徒さん同士がすぐに友達になっているので雰囲気が凄く良いですね。体験に来られた方にも生徒さんが気さくに声をかけられ、自然とコミュニケーションがうまれています。
クラスはどのような雰囲気ですか?
バレエって実は、凄く厳しい世界なんです。特に小さい子どもは礼儀節度から体の使いかたまで非常に細かく指導されます。
ただ、それを大人の方に同じように求めるのは中々難しいと思うんですよね。特に、プラスカルチャーさんに来られるかたは「仕事終わりにリフレッシュしたい!」という気持ちで来られるかたが大半です。ですので、まずは何より楽しくないと続きません。
ダラダラとしても締まりがなくなってしまうのでバランスは難しいですが、私はクラスの雰囲気をみながら「ざっくばらん」にやっています!
「こだわっていないように見せる」ことにこだわったり、適当にやっているようみせて、実は凄く真剣にしていたり。
何よりも、「バレエを楽しい!」と思ってもらえるようなクラスにすることを心がけています。
これからの目標を教えてください。
教室を生徒さんでいっぱいにすることです!「もう入れない!」というくらい、いっぱいにしてその状態をずっと続かせることが目標ですね。
また、通ってくれている生徒さんに次の新しいバレエのステージを用意してあげたいとも思っています。
例えば、発表会の場合だと、グループ作品への出演から一人の踊り、そして、男性との踊りまで段階があります。クライマックスで男性と踊るパートを「グラン・パ・ド・ドゥ」というのですが、プラスカルチャーでバレエをはじめた人が、グランを踊れるようになるレベルにまでもってくることが講師としての目標です。まずは、今いる生徒さんをそこまでもっていきたいですね。
プラスカルチャーからのコメント
付き合いがとても長いので、いろんな側面を知っている先生です。約8年前、「プラスカルチャーの色」がはっきり定まっていない時に出会い、そこからMAKI先生と一緒にプラスカルチャーを作ってきたと思っています。
今では、沢山の生徒様が通われ、長く続けてくださる生徒様も多い人気のクラスになりました。何よりも、MAKI先生が生徒さんたちにバレエを楽しんでもらおうと、様々な努力と工夫をされていることが大きいと感じています。
舞台を拝見した時も、言葉では言い表せないくらい、もの凄く感動したことを覚えており、インストラクターとしてもバレリーナとしても両方の側面で輝いておられ、尊敬する先生です。
これからもずっと、一緒に楽しみながら続けていけたらいいなと思っています。
地味な動きの練習が多いバレエですが、MAKI先生のキャラクターと工夫で非常に楽しい時間になっています。これからバレエに挑戦したいとお考えのかたは、是非一度MAKI先生のクラスに遊びにいらしてくださいね!